コープしが福祉情報電話(情報転載)

〜全ての人権が大切に守られる社会をめざします〜

 私たち後援会は、滋賀県聴覚障害者福祉協会の運営を支え、広く市民に聴覚障害者への理解を深めるために活動しています。

 この度、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長の谺雄二氏講演と、元患者たちの悲惨な歴史と現在の素顔を捉えたドキュメンタリー映画熊笹の遺言」上映会を開催いたします。

 一世紀にわたる国の政策により、不当な強制隔離と差別、偏見に苦しめられてきたハンセン病患者。

 2001年、裁判でようやく国は政策の誤りを認めました。 しかし、長年にわたる人権侵害や国民に植え付けられた差別や偏見の年は、今もなおハンセン病元患者たちを苦しめています。

 真の「人間回復」を勝ち取るための運動がつづけられています。本講演と上映会をとおし、社会的・強制的な人権保障のあり方を求め、多くの市民の人たちが障害を正しく理解し、無理解からくる差別をなくし、全ての人の人権が大切に守られる社会実現をめざしたいと思います。

 収益につきましては、滋賀県聴覚障害者福祉協会事業の推進の一助とさせていただきます。

ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。



□ 映画 『熊笹の遺言』〜ハンセン病患者の悲惨な歴史と現在
    の素顔をとらえたドキュメンタリー映画 上映会(字幕有り)

□ 講演 『ハンセン病を生きて』

ハンセン病違憲国賠訴訟   全国原告団協議会会長
谺(こだま) 雄二氏
プロフィール:

  • 1932年東京都に生まれる。
  • 1939年ハンセン病発病 国立療養所多摩前生園(東京都村山市)入所
  • 1945年全生園にて同病の母死す。
  • 1948年全生園にて同病の兄死す。
  • 1951年多摩全生園より同じく国立療養所栗生楽泉園に転園。
  • 1953年「らい予防法改正促進委員会」が栗生園にて発足。闘争委員として活躍。
  • 1999年原告として、東京地裁に「らい予防法人権侵害謝罪・国家賠償請求訴訟」を提訴。
  • 2001年「ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会」発足。

著書に詩集『らいは長い旅だから』、自伝『わすれられた命の旅』等、多数。

とき:2005年4月1日(日)
   ◆12:15〜 開場
   ◆12:45〜 「熊笹の遺言」1回目上映
   ◆14:00〜 谺 雄二氏講演
   ◆15:30〜 「熊笹の遺言」2回目上映
(1回目と2回目の上映の映画は同じ内容です。どちらかをご覧ください。谺 雄二氏講演は」14:00〜の1回のみです。)

会場:栗東芸術文化会館さきら大ホール
協力券(講演と上映会)
    一般  1500円(当日1800円)
    中高生 1000円(当日1200円)
    小学生  800円(当日1000円)

(保育あります。3才以上就学前まで、保育料は300円)

主催:社会福祉法人 滋賀県聴覚障害者福祉協会後援会

お問い合せ・お申し込みは
   滋賀県聴覚障害者センター内
 「谺(こだま) 雄二氏講演と映画『熊笹の遺言』上映会」実行委員会
TEL 077−561−6111
FAX 077−565−6101