地域における次世代育成支援のネットワークづくり

  • 開催日時:平成17年9月16日 金曜日 13時30分より
  • 開催場所:草津市立まちづくりセンター 309会議室

趣旨

 財団法人 滋賀総合研究所では、毎回30人程度の規模で、テーマに即したタイムリーな話題や取組を提供していただけるゲストを交え、参加者とともに話し合う場として総研サロンを開催しています。
 今年度第1回サロンは、「地域における次世代育成支援のネットワークづくり」をテーマに開催します。
 全国の自治体において次世代育成支援対策地域行動計画が策定され、今年度からその実践がスタートしています。地域において子どもたちの育ちを支援していくために、ネットワークを形成することは大きな課題の一つですが、具体的に今、どのような取組がなされているのでしょうか。
 今回は、中学生を対象とした兵庫県教育委員会における「地域に学ぶ『トライやる・ウィーク』」の取組と、地域で大人と子どもが共に活動する草津市の「地域恊働合校」の取組をもとに、地域における次世代育成支援のネットワークづくりについて話し合います。
 みなさんのご参加をお待ちしています。

「話題提供1」地域に学ぶ『トライやる・ウィーク』 について

 「トライやる・ウィーク」とは、公立中学校2年生全員が、1週間学校を離れ、自分の興味や関心をもとに選んだ地域の商店、保育所、病院、地域施設等における職場体験や文化芸術活動、ボランティア福祉活動などを行う長期社会体験活動です。実施期間中は、活動場所の地域の人たちがボランティアとして指導にあたっています。「トライやる」には挑戦するという「トライ」と、「学校・家庭・地域社会の三者のトライアングル」の意味が込められており、「地域の子どもは地域で育てる」という合言葉のもと、地域の教育力や家庭の教育力の再生も大きなねらいとされています。
 しくみづくりの過程や、地域の受け入れ状況、受け入れ先の開拓方法、取組の成果と課題などについて話題提供をお願いしております。

「話題提供2」地域恊働合校(ちいききょうどうがっこう) の取組について

 草津市における「地域恊働合校」は、地域・学校・家庭が連携し、大人と子どもが地域の文化や課題等について考え、学び合い、共に活動することを通して子どもの健全育成と地域のつながりを深めることを目指しています。各小学校区地域恊働合校推進組織(地域の自治連合会・各団体などで構成)を中心として、学社連携・融合の推進に取り組むと共に、公民館等を中心として、各地域で工夫した実践が展開されています。
 具体的な取組内容や、ネットワークをどのようにつくってきたか、今後の課題などについて話題提供をお願いしております。

「コーディネータ」

 生涯学習を専門とされています。また、次世代育成支援対策地域行動計画の策定にかかわる中で、次世代育成に関しても造詣が深く、県内の動きも含めてアドバイスをいただきます。

  • 会場 草津市立まちづくりセンター 3階 309会議室
  • 定員 30名
  • 参加費 無料
  • 申し込み締め切り 平成17年9月7日 水曜日
  • 申し込み先
    • 財団法人 滋賀総合研究所 担当:古田、戸田、木下
    • 滋賀県大津市松本1丁目2−1 滋賀県大津合同庁舎6階
    • 電話 077−525−2871
    • ファックス 077−525−0633
    • 電子メール furuta@ris.or.jp
    • 申し込み方法

電話・ファックス・電子メールにて下記内容をお申し込みください

    • 氏名
    • 所属
    • 住所
    • 電話番号
    • ファックス番号
    • 電子メールアドレス

主催:財団法人 滋賀総合研究所